名前　　　ラデュレ＝ショコラティエ

イラスト　　MASH

ミュージック　Rugref

魔法派の派閥に属している
トライデントにあるお菓子屋の一人娘…だった者。

渦中にある騒動に巻き込まれ、大切な家族が悪に陥れられてしまう。

彼女は、神秘の力への魔法の昇華が出来ない故に
助ける事ができなかった家族を自分の非力さを嘆いた。

 

しかし、まだ失った訳ではない。共に戦い・守るべき学友もいる。

禁術を試み、あらゆるモノを代償に戦う力を手に入れたラデュレ。

　　　　　
持ち前である魔法力と神秘の力が織り成す奇跡と、

                                  揺らぐ心・機能として失った片目で見つめるその先は

　名前　　　ジレ=エギーユ(gilet=aiguille)

イラスト　　１８

ミュージック　SisterCat vs. JourneyCat

荒廃した市街地で唯一残っている屋敷の窓から

漏れた光に釣られて住民が一人屋敷に入って来る。

呼びかけに応えないのを良いことに光の場所へ進んで行くと

甘い匂いが廊下の奥から漂ってくることに気がつく。

恐る恐る大きな扉を開くと、そこでは屋敷の主人が
一人、お菓子の山の真ん中で優雅に飴を舐めていた。

「やあ、いらっしゃい」

彼の赤い目に射すくめられたまま動けないでいると、

自分の体から甘い匂いが漂っていることに気がつく

 

「君は綺麗な毛並みだからゼリーにしてあげるよ」

 

今夜もまた一人・・・

　名前　　　スピネル

イラスト　　Cosith

ミュージック　Composer:No.IX

魔法学園都市トライデントの高等生。とても高等生とは思えないほど

小柄で生徒や先生から中等生としばしば間違えられる。

性格は大人しく、控えめな性格で運動神経も人並みにあり

成績も平均より上などいたって普通の生徒である。

 

しかし、彼女にはもう一つの「顔」がある。

その正体は魔力を秘めた銀の剣　通称『浄化の剣』を手に
黒いケモノを俊敏な速さで討ち止める魔法剣士。

だが一匹狼な故に窮地に陥る事の方が多い。

 

姿を変えられたケモノの謎、そして悪堕ち化の元凶の謎を突き止める為、

彼女は今日もビル群が並ぶ都市の闇に影を潜め

　　　　　　　　　　　　　　　一人黒いケモノと戦い続けている…。

　名前　　　フェルマ

イラスト　　GU-Note

ミュージック　GU-Note

彼の故郷が焼かれ、雨と泥と涙に汚れながらたどり着いた地は、

二度と視界に入れたくない光景だった。

 

創造を破壊で塗りつぶす為来り。　黑に顛落するエスプリ。

「トライデント」でのフェルマの物語は最悪の形で始まった。

 

力を持たぬ小さきケモノの子は戦火、戦禍の渦に飲み込まれながら

無力を嘆くことすらできなかった。
運命に導かれるように、論なく「奴ら」に捕えられ悪の駒にされてしまう・・・。

 

この瞬間、この時　神はなぜこの折で、天命を記したのだろうか？

 

～この世界における「魔法の絶対理論」は崩れはじめたのだ～

 

フェルマは確かに「奴ら」により汚染され、黑になった。
光も影で塗りつぶされた。

しかし、自我は潰されることなく存在し、それどころか悲しさしか

浮かべられなくなった自分の心に、血気が宿り、逆に「奴ら」を切り込み
一軍隊を贏ち得るまでに至る。

 

「光」と「影」。互いは決して交わることなく存在する要素。

しかし光と影が反発することなく共存する彼は多くの感情を乗せ天に向かって吠えた。

 

そう遠くない未来、ありえない平々たる均衡を保ってきた
魔法の学会に大変革が起こることになるだろう。

 

「正義」と「不義」

将来、この２つの言葉が彼を苦しめる・・・。

 

フェルマの冒険はまた序章に過ぎないのだ。

　名前　　　クォーツ・ツヴァイト

イラスト　　実は狼男

ミュージック　nay

更なる技術の進歩の為、体を作り替えられた少年、クォーツ。

元は捨て子で、赤子の頃から身寄りの無かった彼は

魔法派の研究員「アリア」に引き取られ「魔導共鳴体」の臨床実験体となった。

　　　　　　
幼い体でありながら膨大な魔力を持ち、ケモノならざる力を
秘めているが、不完全であるため、その全てを使役する事はできない。

手を加えられた命であるため、周りから冷たい視線をあびながらも

育ての母であるアリアとともにあたたかく生活していた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大切な心を、力に飲まれないために。

しかし、黒きケモノ達の来襲とともにアリアは黒く染まり失踪。

自分にとって紛れもない母であるアリアを救うためクォーツは禁忌の力をとき放つ。

 

……力を使うほどに壊れていくココロとカラダ。

押さえられなくなってゆく破壊の衝動。それでも助けたい。たった一人の家族だから。

 

英知の結晶により歪められた少年。その無垢な瞳に映る全ての「黒」へ

破滅をもたらしてゆく……。

 

「ごめんなさい。必ず助けるから。ちゃんと謝るから。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今はこのハカイを楽シマセテ。」

　名前　　　六花(ユキ)

イラスト　　モロッコ

ミュージック　Soft Lab.

トライデントの新任教師。
極東の出身で、幼少の時からいろんなところの発育がよく

その腕力を認められアーティファクトクラスを担当している。

 

基本的に真面目な性格……だったが黒いケモノと化したユキは

教室を破壊したり、家庭科室の酒を盗んだり

男子生徒に寝技を掛けたりと悪事の限りを尽くしていた。

　名前　　　シーニー

イラスト　　奈賀つくね

ミュージック　影虎。

蒼き光と紅き闇に分けられた月夜。

 

『馬鹿野郎、もう真っ暗なお前なんて
　　　　　　　　　　二度と見たくねえって言っただろ』

今宵満月を背に、蒼を纏った小さき獣は　紅目掛けて飛躍する。

 

今宵　心の友との約束を果たすため――

　名前　　　プルプロート

イラスト　　SpyroBlacky!!-Sam

ミュージック　TAROLIN

蒼き光と紅き闇に分けられた月夜。

 

『全てを等しく包み込む闇こそが救い也……』

 

今宵　満月を背に、紅を纏った漆黒の翼は　蒼き最愛の友を迎え撃つ

　名前　　　ミシェル＝テスラ

イラスト　　しおはら

ミュージック　Gowrock

考古学と魔法と科学を融合させるのが趣味であり生業の彼は

いつもの様に古代遺跡の調査中に古代遺跡の中でも特殊な一群
古代兵器を満載した浮遊要塞を発見してしまった。

それ以来有事の時には防衛策として使いこなせるようにと

密かに研究を進めていた…

…そして時は来た

 

昨今の事件を目の当たりにし 研究の成果を試す時が来た！

浮遊装置、バリア装置、攻撃装置を引っさげて古代要塞で迎え撃つぞ！

そんな彼の手にはちょっと持ちにくいお手製コントローラー。
お昼寝タイムでちょっぴり眠いけど

　　　　　　　　　　　そんなことは言ってられないと敵を迎え討つ！

　名前　　　フェリシテ

イラスト　　月見ねぎとろ

ミュージック　U-KOH

好奇心から陸に上がったマリン・フォーチュンどらごんの女の子

だけど、手に入らないものがたくさんある…

なぜ本物の自分の手で友達を抱きしめられないのか。

手に入らないものは壊してしまえば…
　　　　　　　　　　　心のもやもやも晴れるのかも知れない。

　名前　　　リゲル=アルファード

イラスト　　緋月りん

ミュージック　twice

元は惑星の最果てで生まれたドラゴン。

その大きすぎる魔法の力故に行く先々で忌み嫌われていた。

 

しかし、ある時訪れたトライデントの住民の優しさと
街の活気に惹かれ、そこに定住する。

体中に着けているアーマーや服は自身の魔法の力を抑えるためのもの。

 

黒いケモノ出現時、街を守るために

忌み嫌われた魔法の力を解放することとなる。

　名前　　　アンナ

イラスト　　ひほすけ

ミュージック　morocco

学園都市を襲った黒いケモノ達から逃げている最中に彼女はふと足を止めた。

ただひたすら壊すことのみに目を光らせ恍惚の笑みを浮かべている奴らは

紛れも無く同じトライデントの地で一緒に過ごしていた
　　　　　　　　　　　　　　　　　仲間たちであることに気づいた。

暴走してしまった仲間を止めるべく立ち上がる人々も

　　　　　　　　　　　　　　　　　手に武器を持ち血走っていた。

　　「だめだよ...」

声を振り絞るも掠れたしわくちゃの声にしかならない。

トライデントが襲われる前は、駆け出しアイドルとして一緒に頑張ってきた

この声でさえものどを砂漠に落としてきたかのようなしゃがれた声だ。

 

違う、私は普段こんな声じゃない！

 

彼女は逃げる人並みに逆らい自宅へ戻る。
既に家は家具は倒れ窓は割れて、床が泥まみれだった。

自室の隅にあるクローゼットを静かに開くとトライデントで

いつもライブをする時の衣装が彼女を待っていた。

 

背中の赤いリボンがよく映える
　　　　　　　　　　ピンクのワンピースだった。

 

ピンクのフリルを身にまとい、彼女は再び
憎悪と喧騒のトライデントへ身を翻したのだった。

　名前　　　ディアスト

イラスト　　戌怪伍號

ミュージック　THE "BLACKLINE" WRITERS

自らの「分身」を操り
裏で諜報活動を行う密偵獅子。

この街で突如発生した黒いケモノの秘密を
別ルートで探ろうとする。

敢えて分身を黒に染め上げ
その動向を見守ろうとするが……？

 

闇は、いよいよ繋がれた自分の身をも蝕もうとしていた……

　名前　　　"チル・ラバー"  グレ・ラ・ガイリスタル

イラスト　　蒼月流星

ミュージック　Spar

紅蓮の賢者「"ラバー" グレ・ナ・マリストリア」の娘。

偉大なる紅蓮の血を引きながらまだ極みの領域に至っていないことから

「未熟なる紅蓮」のレッテルを貼られている。

 

未熟だが火力は極大(魔力の調整が出来ないとも言う)

また、指揮官としては超有能。

そのため、先陣を切って黒いケモノに対抗する。

 

「お母様のようにはまだいかないけど、私だって――！」

　名前　　　トリトンフォティア

イラスト　　黒井もやもや

ミュージック　Ritag

火を食べる戦闘マシーン。

ほとんどの会話に既存の言語を介さず効果音と炎色反応でこれを行う。

はるか昔に役目を終え廃棄されていたが学徒に回収され

一時的に生徒としてトライデントへ在籍することとなった。

 

今回の騒動により、おとなしい一学生から
打って変わって、冷酷な戦闘マシーンとしての片鱗を見せている。
言葉を借りるなら悪堕ちしたということになる。

 

けれどどこか、学生でいた頃よりも
　　　　　　　　　　　彼女の顔は生き生きとして目に映るのだった。

　名前　　　ルフ

イラスト　　cloa

ミュージック　cloa

運送ギルドでバイト中の青年。

 

今日のお届け先は魔法学園都市トライデント。

早めに仕事を終わらせて観光でもする予定だったが、

この日はかなりの厄日だったようだ。

一緒に来たバイト仲間ともはぐれてしまい

一人でいるところを謎の黒いケモノ達に襲われてしまう。

 

変なヤツらに荷物を奪われないように

　　　　　　　　　得意の脚力を活かして走れ走れ走れ！

　名前　　　Streak(ストリーク)

イラスト　　たしか

ミュージック　YorKu

謎の少女の黒いケモノ側の子オオカミ。

偵察係兼特殊工作員。

 

大きな音や騒音が好きだが自身はあまり喋らない。

肉より魚派。

　名前　　　スペヱド

イラスト　　糖蜜。

ミュージック　haru_ぽん太

スペヱドの魔法は”イメージを具現化する”。

魔法を強くするカギは、イマジネーション-想像力-。

彼（彼女？）は、イマジネーションを高めるために世界を旅している最中だ。

 

道中立ち寄った魔法学園都市トライデント。

面白そうだったので中途入学し、今は学生として魔法を学ぶ日々。

 

しかし、そんな平和な時間を打ち破るかの如く突然現れた黒いケモノたち。

戸惑いながらも冷静に状況を分析し暗い森の奥へ身を隠すスペヱド。

そこで、一頭の傷ついたドラゴンを見つける。

 

「ここなら大丈夫だよ」

 

石の建物にドラゴンを運び、傷の手当てをするが、

なおも不安げなドラゴンの為にスペヱドはイメージする。

 

”この夜は暗すぎる！漆黒の天鵞絨に星のボタンを散りばめよう！”

 

すると、星達が一斉に瞬きはじめ、

　　　　　　　　　　ひとつ、またひとつと、夜空に降り始めたのだった。

　名前　　　エスニア＝イル＝ジルヴァディーユ

イラスト　　倭文灯護

ミュージック　倭文灯護

出身は大陸の遥か南の地から移住してきた民族。

トライデントでも有数の大貴族ジルヴァディーユ家の
一人っ子で箱入り娘でもある。

屋敷からは一歩も出してもらえず世俗や常識にとても疎い。

 

トライデントでの襲撃事件で屋敷は全焼。
家族は全員死んでしまったが、彼女はそれほど悲しんでいなかった。

しかし運悪く？？？に見つかり"悪堕ち"と化してしまう。

 

悪堕ちした彼女はいまだ戦火が燃え広がる街に向かう。

目的もなく　当て所なく　たゆたう幽霊のように―――

　名前　　　アルバ

イラスト　　ふえ吹き野うさぎ

ミュージック　ふえ吹き野うさぎ

～ある調査団員の日記より～

彼とは、崩壊した区画の調査中に出会った。

学生と思われる。

 

彼の他には生きている者は見当たらず
彼自身もまた、ずいぶん長く同じところを
彷徨っていたようで、疲れ切った様子だった。

話しかけてはみたものの、こちらの問いには
うわのそらで、かろうじて名前を聞き出すのが精一杯だった。

彼の家族や仲間はどうしたのだろうか？

混乱の中ではぐれてしまったか、あるいは・・・

 

焼け残った魔法仕掛けの時計台の鐘の音があたりに鳴り響いてる。

　名前　　　？？？？？

魔法学園都市トライデントを襲う謎の少女。

 

触れた対象者の心の闇を増幅させ、意のままに操るような

能力が確認されている。

まるで都市そのものに恨みを持っているかのように
街を破壊して回っている。

この都市と何らかの因果関係があるのだろうか……